今西ブログ

2013年8月23日 金曜日

遺留分でもめないための手段

 家族みんなで話し合って納得ずくで遺言書を作成したはずなのに、いざ相続が発生すると、財産を残してもらえなかった相続人が遺留分を主張し始める、というケースは珍しくありません。
 そんなときは、あらかじめ遺留分放棄許可の申立をしておくと、争いにならずに済みます。

 遺留分とは、兄弟姉妹以外の相続人に法定相続分の一部を保障する制度ですが(民法1028条)、この制度によって与えられる遺留分権も財産権ですので、自由な意思に基づいて放棄をすることができます。
 しかし、放棄を無制限に認めると、被相続人が親であった場合に、親からのプレッシャー等で遺留分権利者の自由な意思に基づかない放棄が行われる可能性もあることから、民法は、家庭裁判所の許可を必要としてるのです(民法1043条1項)。
 家庭裁判所は、放棄が遺留分権利者の自由な意思に基づくものであることと、放棄につき合理的な理由があることが確認し、放棄を許可するべきかどうかを判断します。
 話し合いの段階で納得ずくであるというのであれば、後々遺留分の争いが起こらないよう、この手段を検討してみてもいいかもしれません。

投稿者 今西法律事務所 | 記事URL

2013年8月 9日 金曜日

最初に

こんにちは。

最初の書き込みですから、何を書いたら良いのかなかなか思いつきません。
ブログ自体は大学卒業後司法浪人中に2年ほど、合格してからやはり2年ほど、他所でやっていたことがありますので(現在は双方とも閉鎖しています。)、初めてではないのですが、改めてこういう立場で書こうとすると、いろいろな思いが頭を巡り、なかなか筆が進まないというのが正直なところです。

やはりこういうブログをご覧になる方は法律問題についての話を読んでみたいとお考えのことが多いでしょうから、
書き込む内容は法律問題にすべきなのでしょうが、たた、がっつり法律問題の話を書いても、多くの方にとっては退屈になる可能性もあります。

そこで、このブログでは、法律相談等でよく問題になる点や、気が付いた点など、法律問題なんだけれども、あまり肩肘を張って読む必要もないちょっとした法律のお話を書いていこうかと思います。

とはいっても、軽い読み物的なものばかりだとなんですので、たまに、時事問題に絡めて法律問題を本格的に書いてみたり、自分の問題意識なんかをご披露できたらいいなぁ、とも思っています。

一回目はこんな方針の説明で。

関東地方、昨日からまた猛暑が戻ってきましたが、皆さんくれぐれもご自愛くださいますよう。

投稿者 今西法律事務所 | 記事URL

カレンダー

2014年8月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31